(感想文)君が電話をかけていた場所/僕が電話をかけていた場所
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三日間の幸福とかの作者さんのやつ

今までのやつで一番登場人物の年齢が若かったはず(スターティング・オーヴァーは開始時点10だけど重要なのは20になるぐらいからだから)

あとがきで作者さんも書かれてたけど、きっと作者さんの「正しい夏」である年っていうのがこの年代なのでしょう

おっと少し逸れてしまいましたね、ではいつも通りあらすじから

・あらすじ
「賭けをしませんか?」と受話器の向こうの女は言った。
「あなたは初恋の相手に思いを馳せていたものの、顔の痣でこの恋は叶わないと決めつけていました」
「では、その顔の痣がなくなった時その恋は成就するかを賭けましょう」
「期日までにその子と両想いになることができればあなたの勝ち、そうならなければ私の勝ちです」

………。
ずっと、思っていた。この醜い痣さえなければ、その子の心を射止めることができるかもしれないのに、と。

賭けに乗った僕は知る。再開した初恋の子には賭けに乗る前まで当たり前にあった痣と瓜二つの痣が出来ていたことを
そして、彼女と両想いになれなければ僕は「人魚姫」と同じ結末を辿るのだと。

・感想とか
コンプレックスだったりウィークポイントなんてものは誰しもが持ってるもので、それをしっかり受け止めてくれる周りの人って凄く大切なんだなぁと思う。
この話においては自分のコンプレックスが解消された、けど意中の人が前の自分と同じようなコンプレックスを持ってしまっていたという難題

今更励ましの言葉をかけるのも自分はかけられて情けなくなるのをわかっていたりするからできないわけで

ある意味若いからこその苦悩がそこに見えた気がしましたねー

最後の最後で優しさを見せるのは本当に反則だと思うのw

個人的には面白かったので、これで興味をもたれた方は是非読んでみて下さいな

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